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家づくりの知識

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注文住宅のメンテナンス 公開日:2018年11月21日 / 更新日:2019年4月 9日

注文住宅を建てたら気になる保険(保証)について

注文住宅を検討していると気になることの1つに、が保険(保証)がありますよね。近年だと自然災害が多発していますので、どの範囲まで保険で修繕ができるのか。

万が一建築中に住宅会社が倒産してしまったらどうなるのか。など保険(保証)に関しては、難しいことが多く、普段触れない保険(保証)の話なのでわからないですよね。

そこで今回は保険の話と保証の話をお伝えしていこうと思います。またビアスワークスでは「株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)」へ加盟していますのでJIOのサービスを利用した住宅瑕疵保険・完成保証(JIO完成サポート)を利用しております。

ビアスの保証に関する内容はこちらのページを参照してください。

住宅瑕疵保険


まず「瑕疵(かし)」とは何のことかをご説明します。瑕疵とは住宅の契約に従って実行された工事や引渡しをしたものの、約束通りの「性能」や「品質」が確保されていないことを言います。

例えば新築住宅の場合は、建築基準法が定めた耐震性能などを確保しなければいけませんが完成した住宅がその性能の基準を満たしていなかった状態であることが「瑕疵」です。

この場合は、売り主または請負業者が補修により必要な性能を確保する義務があります。

住宅瑕疵保険というのはこのような瑕疵(事故)が発生した場合の補修費用を補償する保険のことをいいます。この住宅瑕疵保険は工務店側(瑕疵担保責任がある事業者)が申し込みをするので、お客様が個別に保険に加入するものではありません。

この瑕疵保険は建築中に第三者機関が現場の検査を実施します。建築士の資格をもった検査員が「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」についてをチェックします。

保険期間中に不具合が発生した場合は、補修にかかる費用を保険でカバーできますので必要な工事が確実に実施することができます。

保険金の支払いには限度額がありますので住宅会社に確認してみてください。

完成後に住宅会社が倒産してしまって、その後不具合が発生した場合はどうなるのかというと、保険期間内であれば住宅取得者様が補修費用を直接JIOに請求することができます。

保険期間は住宅の引渡しから10年間です。保険の対象となるのは住宅品質確保法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に定められた、「構造耐力上主要な部分」と、「雨水の浸入を防止する部分」です。

具体的には柱や基礎等、不具合があると住宅の強度が低下してしまう部分や、屋根や外壁等、きちんと防水処理していないと雨水が浸入してしまう部分です。

完成保証

完成保証とは「建築途中に当社が倒産などのもしもの場合でも、第三者保証機関によって工事が引き継がれ完成までしっかり保証すること」をいいます。

インターネットでよく「建築中に住宅会社が倒産してしまった」という書き込みを見ることがあります。資材が敷地内に放置されたまま何もできずに何ヶ月も経ってしまっているケースがあります。

万が一住宅会社が建築途中で倒産してしまっても工事を引き継いでくれる保証があるのをご存知ですか?保証範囲により支払いの割合などの諸条件はありますが、万が一のことを考えるとこのような保険も重要になってきます。

完成保証は必ず契約しなければいけないという決まりはありません。ただ、住宅会社がお客様とのご契約の間で完成保証を利用できるようにしておくのが最低限のマナーだと思っています。

例えば住宅会社の経営が不振になってから完成保証を使えるようにできるかといったら難しいことが多いです。倒産するかもしれない会社に保険を使う前提でサービスを利用させるということは難しいですよね。

完成保証はお客様と第三者機関でのお申込みになります。費用負担が発生する場合もありますが、万が一のことを考えると完成保証をつけておきたいというお客様もいらっしゃいますよね。

火災保険

住宅ローンを組んで住宅を建築する場合は、金融機関が指定する条件を満たした火災保険に加入しなければいけません。一般的には最長で10年の火災保険に加入します。

火災保険は様々な保険会社から商品が出ていますし、保険料も保証内容によってかわってきます。家屋だけ家屋+家財など保険の内容も様々ですので、担当営業に詳しく内容を聞くようにしましょう。

ある金融機関では、

・保険期間は10年とし、満期時は保険期間10年の保険を改めて付保し、その後も償還期間中は同様とすること
・償還期間が10年未満の場合の保険期間は、償還期間以上であること

と定めています。

要は、10年契約をして保険満期時にローン返済期間が10年以上残っている場合は、同等の補償内容で10年更新し、ローン返済期間10年未満の場合は残存期間以上の年数で火災保険に契約するように義務付けています。

火災保険でまかなえる保証の範囲を当たり前ですがしっかりと把握してください。保険って契約した時は知ってるけど日が経つと契約内容って覚えていないものですよね。

なので、しっかりと保険に関わる証券や説明資料などの住宅に関わる重要書類は一箇所にまとめて保管しておくことをおすすめします。

地震保険

新築住宅を建築する際に地震保険は任意の加入となります。例えば、地震が原因の火災が発生した場合は火災保険の対象外となってしまいます。

地震が原因の火災を保証するのは地震保険なのです。住宅ローンを支払い続けている期間中に地震災害が発生し、住宅を建て直さなければいけなくなった場合、以前の建物と新しい建物のローンを抱えることになります。

被災後の住宅ローンを軽減するためには地震保険に加入することをおすすめします。

近年、日本全国で地震による災害が頻発しています。地震災害の際に地震保険に加入していなかったため、住宅ローンの支払いだけが残り、新たな家を建築することが困難になっている方もいらっしゃいます。

ビアスでも最近のお客様からはやはり地震保険の質問を受けることが増えてきました。ただ加入されるかどうかはお客様によって変わってきます。

地震保険に関しては任意ですので火災保険の説明の際に「地震保険はどうされますか?」という質問をされることがあります。

火災保険と地震保険の内容をしっかりと見て判断する必要がありますね。ただ、月々支払が発生する保険料が増えてしまい住宅ローンの支払いと保険料の支払いでいっぱいいっぱいにならないようにしなければいけません。

営業担当者や住宅会社に紹介してもらったフィナンシャルプランナーなどにアドバイスをもらうと良いでしょう。

まとめ

今回は、注文住宅を建てたら気になる保険(保証)についてをお伝えしてきました。必ず入る火災保険にも種類があるため保険料や内容をしっかり把握しなければいけないという点。

地震保険は任意の保険となるため、事前に保険の加入についてを検討しておかなければいけないという点。

瑕疵保険という住宅会社が加入する保険があるということ。また完成保証を利用できるかどうかという点。保険の話は前述の通り難しいことが多いと思います。

インターネットで保険会社のホームページを見てもわからないことが多いかと思います。私たちビアスワークスでは提携している保険会社もありますので、保険料については保証内容についてもしっかりとお応えいたします。

また、JIOにも加盟していますので万が一の事があってもお客様へご迷惑をかけないように努めています。保険についてはお客様によって内容も異なってきますので、是非住宅の相談をしにお越しください。

私たちビアスは家づくりに関することであればどんなことにもお応えします。まずはどのような暮らしをしたいかをお聞かせください。

ご予約いただければいつでも無料でご相談いただけるようになっています。

また、アンティキテカフェという雑貨ショップ兼カフェを併設していますので季節のドリンクだけでも楽しむことができます。

キッズスペースや駐車スペースもご用意していますので安心してゆっくりとお話できます。ぜひ一度お越しください。
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