構造研修会
本日、上棟時構造研修が行われました。
フレーミングが終わったばかりのお家です。
ツーバイフォー工法のフレーミング工事とは、聞きなれないかと思いますが、在来工法で言う建て方工事に当たります。(建て方工事もマイナーかも)
ツーバイフォー工法では、2インチx4インチの木材で組まれた枠を組んでいきます。
下の写真は、基礎から1メートルの高さまで防蟻処理をしているところです。
壁合板の防蟻工事も施し、シロアリ等の心配もなくなるんですよ。
さて! ここからが本日の構造研修会の内容になります。
下の写真をご覧ください。
ビアスワークスでは、1階と2階の間、外壁の内側に切れ目なく気密シートを貼る「先張り工法」を取り入れています。
これにより、季節を問わず高い気密性を実現します。
次に「スーパージョイスト」
スーパージョイストとは乾燥・収縮・反り・歪の少ない構造用複合梁のことをいいます。
下の写真がどの部位かといいますと、2階の床下部分になります。
工事が進むと、1階の天井を貼るためのボードで覆われ、見えなくなってしまう箇所。
スーパージョイストは従来の根太 (床を支える構造体)がランバー材に変わり、一部にエンジニアリングウッド (薄い板状の木材を貼り合わせたり、チップ状の木材を接着剤で固めた物)で、経年劣化 (乾燥・収縮・歪・割れ等) で1番影響を受ける2階床根太に採用されています。
現場の大工さんの話ですが、スーパージョイストを採用したことで、梁が痩せにくくなり、反りや歪みが少なくなるのを実感したそうです!
今日は、【先張り工法】と構造用複合梁【スーパージョイスト】について、お客様のお家から勉強することができました!
オーナーさん、有難うございました!
現場にはジェットヒーターがあるものの、2月はまだまだ寒い。
職人さん方、除雪しながら丁寧な仕事をいつもありがとう!