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ビンテージ万年筆の世界

総務の堀井です。最近、書類を手書きするという機会がめっきり減りました。手書きの機会が少なくなった分、よい筆記用具を使いたいという気持ちが高まり、(まだ入門者ですが)ビンテージ万年筆を少しずつ集めています。

僕の一番愛用しているのはモンブランのマイスターシュティック74、1960年代の万年筆です。海外の万年筆はEFでも国産の万年筆よりも少し太いのですが、モンブランのEFは国産なみにすっきり細い線が書けて漢字をノートに書くときでも快適、そしてペン先のしなやかさは国産万年筆とは別次元の心地よさです。

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現行のモンブラン とは違ってこの時期のものはペン先は18金のウィングニブ。このペン先は筆圧をかけると横ではなくて縦にしなる感じが絶妙なのです。

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ビンテージ万年筆はかなり高価なものも多いのですが74は現存数も多く、比較的こなれた価格で入手できます。僕の74は金属キャップ部分に小さな凹み(通称:えくぼ)があったため、格安で入手できました。コレクション的価値を求める方には不向きですが、仕事で使うにはかえって細かいことを気にせずガンガン使い倒せてとても気に入っています。

ちょっとこだわりのある道具を使うことで楽しさと喜びを感じる、そういう余裕を持って仕事に取り組みたいものですね。


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