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ビンテージ万年筆の世界 第2話

総務の堀井です。最近、書類を手書きするという機会がめっきり減りました。手書きの機会が少なくなった分、よい筆記用具を使いたいという気持ちが高まり、(まだ入門者ですが)ビンテージ万年筆を少しずつ集めています。
 
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今日紹介するのは二番手として愛用しているMont Blanc 126、1970年代前半に作られた万年筆です。ゴールドのものは比較的出回っていますが、シルバーキャップはレア。スターリング・シルバーにロジウムプレートが施されているため、銀特有の黒ずみが出にくく美しい状態を保ちやすいのが美点。
 
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ペン先はEFで銀色に見えますが18金にロジウムコートをされたしなやかなペン先です。モンテベルデ社のモチベーション・オレンジというインクを入れて赤ペンとして書類のチェックに使っています。
 
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70年代のモンブランは60年代のものと比べるとちょっとだけ作りが甘いというか、キャップを閉めた時の手応えとかそういう細かい部分では60年代のものには負けるなあという印象です。もしかすると年代による差というよりもグレードの差なのかもしれません。
 
穂先がちょっと長めの分、60年代のものよりもペン先は硬めにセッティングされていて、60年代のものとは違った味わいの書き心地です。
 
ちょっとこだわりのある道具を使うことで楽しさと喜びを感じる、そういう余裕を持って仕事に取り組みたいものですね。
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