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家づくりの知識

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注文住宅のトラブル 公開日:2018年7月 2日 / 更新日:2019年4月 9日

注文住宅で家を建てる際のよくある失敗例

注文住宅で家を建てる際に「失敗しちゃった」というお客様の声を聞くことがあります。具体的にどのようなことで失敗してしまうのか、どのようなことで失敗と感じてしまうのか、こだわりすぎたために失敗してしまったと感じる方もいますし、予算との兼ね合いで我慢をしたけど「やっぱりあーしておけば良かった。」と失敗したと感じる方もいます。

多くの方は大満足で新居に住まわれていますし、この失敗しちゃったと感じている方々も満足はしているけど、失敗だったなーと振り返る方がいらっしゃいます。

今回は、家の中における失敗例と家の外における失敗例と、お金に関する失敗例をご紹介します。この記事を読んでこれからお家づくりを検討している方は参考にしてみてください。

家の中における失敗例

家具が入らない

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注文住宅を建てていざ引っ越しをする際、もともと使っていた家具を持ち込みたいですよね。今まで使っていた家具を持ち込む際に失敗しないようにするには、寸法を測っておくこと・設計担当の人にどんな家具を持ち込むかを伝えておくことです。

これらを忘れていたりする場合があり、いざ引っ越しの時に運んでみたら設置したかった場所に微妙に合わない・・・ということがあります。

また、新たに家具を購入する場合なども同様で、ソファ・ダイニングテーブル・冷蔵庫など大型の家具や家電は特にサイズを設計担当に伝えておく必要があります。

特にダイニングテーブルなどは、照明との位置関係も重要です。テーブルの中心に照明がくるようにしたはずなのに、微妙に中心からずれてしまった。

ということがないように、設計段階から細かく新居に設置する家具や家電のサイズそして、用途を設計担当に伝えておかなければ失敗してしまうことがあるのでご注意下さい。

キッチン収納が意外と多い

賃貸のアパートに住んでいて注文住宅を建てて引っ越しをする場合に多いのが、収納をとにかく多くしたい。という要望が多いです。

特にキッチンはシステムキッチンになって、食器棚もつけると非常に収納量が多くなりますので、引っ越してからすぐは収納スペースがスカスカというお客様をよく見ます。

食器棚の吊戸棚の一番上は身長が高い男性でも踏み台を使わなければ手が届きません。普段使わないものを収納しておくことが一般的なのですが、「収納が多い=荷物が増える」ことになりますので、適度な収納量を確保することをおすすめします。

食洗機は賛否両論!?

キッチンの食器洗い洗浄機(食洗機)をシステムキッチンに組み込むかどうか。ですが、元々の標準仕様に食洗機が入っている住宅会社が最近ではほとんどだと思います。

食洗機ですが、「あれば便利・なくても問題ない」と思う方が多いのではないでしょうか?実際に標準仕様に組み込んでいても、食洗機を外して収納スペースにしてほしいというお客様もいらっしゃいます。

設置して失敗してしまった。設置しなくて失敗してしまった。という両者の声がありますが、メリットとしては節水になること、手荒れしないこと、時間短縮などでしょうか。

デメリットといえば電気代がかかる、キッチンの収納スペースが減ってしまう、自動で洗ってくれるが自分でも事前に少し洗い流さなければいけない点。といったところでしょうか。

こちらも標準でついてくる食洗機の性能なども調べた上で決断するのが良いですね。営業スタッフに聞いたら標準仕様でついてくる食洗機がどのようなものかも調べて教えてくれますよ。

家の外における失敗例

芝生もメンテナンスは必要です

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こちらの写真は芝生を敷き詰めたが崩れてしまった事例です。新築時にはキレイに芝生を敷き詰めていたのですが、根がしっかりと支えになる前に枯れてしまって崩れてしまったのです。

芝生を敷き詰めた際には根がしっかりとするまで水やりをして枯らさないようにするということが重要です。この事例は「家」に直接的に関係することではないですが、注文住宅で家を建てると家の周り(外構)もきれいにする方が多いので、お手入れをし続けなければいけません。

ウッドデッキで家族や友人ととバーベキューをしたい!という夢を叶えたお客様の例ですが、北海道の冬の期間は長いので、木材でウッドデッキをつくるとメンテナンスをし続けなければ木が腐ってしまいます。

木材に樹脂などが注入されたベンチ材のような材料もありますが、木材よりもコストがかかってしまうというデメリットがあります。

メンテナンスをしっかりと自分たちで出来る方とそうではない方がいるかと思いますので、自分はどちらが良いかを事前にしっかり考えることと、住宅会社に事前にメンテナンス方法を聞いておくことが重要です。

憧れのベランダ

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外観に憧れて建てた注文住宅には見た目もかわいいベランダがあります。ただ、このベランダをどのように活用するか決まっていましたか?

ベランダといえば洗濯物や布団を陰干しするためにあるイメージが強いですよね。例えば上記のインターデコハウスの建物のベランダから布団が出ているとちょっとイメージが残念になってしまいますよね。

間取りやコストで大きくベランダを確保できない場合もあります。ちょっとしたイメージのことなのかもしれませんが、外観に憧れをもって注文住宅を建てたのに、布団を干すことで台無しになってしまった。という失敗例がありました。

ベランダの内側に干すことができる部品もありますので、ベランダを設ける場合もどのような活用方法をイメージしているのかを設計担当の方に伝えておかなければいけません。

広大な敷地

注文住宅を建てる際は、土地選びから始まりますが建物の大きさに対して大きすぎる土地を購入してしまったというお客様もいます。

函館ではあまり聞かないかもしれませんが、北海道や東北の雪が積もる地域だと「除雪」とう作業が必ずありますよね。

敷地が広ければ雪を捨てる場所を確保できますが、その分除雪をする範囲が広くなってしまうというデメリットもあります。融雪槽などを設置すると更にコストがかかってしまいます。

土地の大きさも大きければ良いということではなく、適度な大きさで自分たちの暮らしに合った大きさを選ぶことをおすすめします。

お金に関する失敗例

次にお金に関する失敗例です。といってもローンが払えなくなってしまった。というような内容ではなく、住宅展示場や住宅雑誌、インターネットで見た間取りやインテリアを追加していったら予定していた総予算を大きく超えてしまって、泣く泣く予算の範囲まで希望を下げていったという例です。

ハウスメーカーの住宅が一挙に見ることが出来る総合住宅展示場に住宅を見学しに行ったことがある人は知っているかもしれませんが、オプション仕様の住宅が多いですよね。

総合住宅展示場に建っている住宅のほとんどは、そのまま建てる方はいません。家の中にエレベーターがあったり、キッチンはホテルのように立派で天井がすごく高く開放的。家具も有名ブランドのものが設置されている。

これらはあくまで提案の一つなのです。「こんなこともできますよ」という住宅会社の強みをアピールしているといったところでしょうか。

あれもこれもつけると便利ですし、見た目もすごくよくなります。それを選んだ瞬間から頭の中には自分がその家で暮らしているイメージができていると思います。それが予定していた予算を大幅に超えてしまった時、一つずつやめていくことになるのです。

一度決めたものを、予算の都合でやめていくということをしていくと、どんどん自分の理想とは遠いものに感じてしまうと思います。住宅展示場で豪華な家を見たあとで実際のお客様の家を借りて行っている見学会へ行ってみて下さい。

大きさも間取りも設備仕様も実際に人が暮らすためにつくられていますので、自分たちの暮らしもイメージできるかもしれません。

豪華な家だけを見て「この家を建てたい!」と思いすぎていると失敗してしまうことがあるので注意が必要です。

まとめ

今回は、注文住宅で家を建てる際のよくある失敗例をお伝えしてきました。家の中での失敗例、家の外での失敗例、お金にまつわる失敗例です。理想通り完璧な家を求めすぎると「失敗したなー」と後悔をすることがあるのは仕方のないことだと思います。

暮らし方は日々変わっていきますし、流行なども変わっていきます。その都度せっかく建てた注文住宅をリニューアルすることは難しいですよね。

「失敗したなー」と後悔しないためにも、事前に自分たちの暮らし方や要望をまとめる必要があります。しかしこの要望をまとめる作業が難しいのです。

私たちビアスワークスは、このようなお客様の要望をまとめて、どのような間取りが最適かをご提案し続けてきました。ちょっとしたことでもお話していただければと思います。おそらくそれがお客様にとって重要なポイントだとおもいます。

ほぼ毎日お家づくり無料相談会を開催していますので、是非お問い合わせ下さい。

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