マイホームに何を求める?優先順位の明確化
マイホームを購入するためには、自分たちのマイホームに対する「優先順位」を決めておく必要があることをご存知ですか?
優先順位を決めておくということは、様々な場面で悩んだ際の判断基準が明確になるということです。この優先順位を決めておかなければ、家づくりがスムーズに進まなくなってしまうことがあるのです。
マイホームの計画をスムーズに進められるようにするために、マイホームの優先順位の付け方と自分たちのマイホームへの優先順位をしっかりと決めておけるようにしましょう。
マイホームの理想と現実
マイホームが欲しいなと思ってから、雑誌やインターネット、SNSなどでたくさん情報収集をしていくと自分たちのマイホームへの理想がどんどん膨らんでいきます。
小さな頃から憧れていた輸入住宅、大好きな家具や雑貨が似合う住宅、インナーガレージ、ウッドデッキ、庭、というような感じでどんどん理想が膨らんでいきます。
ただ、どんどん理想が膨らんでいっても、現実では土地の大きさやそもそもの予算などという現実と向き合わなければいけません。
例えば、「元々暮らしていた実家の自分の部屋が8帖くらいありました」という方であれば、子供部屋の基準は8帖という方が多いです。
リビングが20帖あったという方であれば、リビングは20帖以上欲しい。という要望になっていく傾向があります。
マイホームの間取りを計画していくと、戸建住宅の基準は多くの方で実家の大きさを基準にされます。ただし、実家のような大きさの建物を建てようとするとどんどん建坪は大きくなっていきます。
建坪が大きくなっていくということは、予算もどんどん膨らんでいくのです。さらに、大きな建物を建築するための土地も必要になってきます。
このように、理想通りのマイホームを建築しようとすると予算をオーバーしてしまうということがよくあります。
そんなときに、予めマイホームの優先順位を決めておくことができれば何を妥協していくことができるのかという判断基準が出来、マイホーム計画をスムーズにすすめていくことができるのです。
マイホームの妥協点については「後悔しない為のマイホームの妥協点」という記事でもご紹介していますので併せてお読みください。
最初に決めるべきこと
マイホームを購入するための優先順位をつけるためにまず最初に決めるべきことは自分たちの予算を把握することです。
予算を把握するということがどのようなことかというと、自分たちの現在の収入に対して住宅ローンの借り入れがどのくらいできるのかをまず知ることです。
住宅ローンがいくら借りることができるのかを知った後は、自分たちが月々いくらくらい返済していくことができるのかを知る必要があります。
例えば、4,000万円の借り入れが出来たとしても、返済は35年返済で月々10万円を越えてきます。現在の家賃が6万円だとした場合、月々10万円以上の住宅ローンを返済していくことは難しいですよね。
現在の家賃が6万円だとして、マイホームを購入したあとは毎月8万円までは頑張れる。という方の場合は月々8万円で総額いくらの借り入れができるかを考えなければいけません。
借り入れができる額と支払い可能額は違うということをまず知っておいてください。
マイホームを検討するためには、借り入れをする金額から予算分配をしなければいけません。こちらの図は住宅を購入するために必要な予算を総額から分配した例です。予算の内訳についてはこちらの記事も参考にしてください。
住宅の予算は大きく分けて「建物」「土地」「諸費用」の3つに分けることが出来ます。前述している優先順位をつけておくということは、自分たちの総額予算を把握しておくことで、土地や建物にどのくらい予算を掛けられるかを把握することができるのです。
例えば、住みたいエリアで土地探しをしていてもなかなか理想通りの土地に巡りあえないということがあります。しかし、ちょっと想像していた予算よりも高い土地がでてきた。というような場合に、土地に掛けられる予算がいくらまでか。
ということを知っておけば、すぐに決断することが可能なのです。土地情報はインターネットにも掲載されていますので、365日24時間誰でも見ることができるようになっています。
1日悩んでいると次の日には売れてしまってなくなっているということも本当にある話なのです。「こんな場所だから誰も買わないよねー」と思ってそのままにしておくと後悔してしまうことが実際にあります。
こちらの記事も参考にしてみてください。
私たちビアスワークスではこのような資料を使って、お客様の土地の要望などを聞かせていただいているのですが、これプラスしっかりと土地にかけることができる予算を把握しておくことがまず最初に重要なのです。
考慮すべき要素について
マイホームの優先順位で考慮すべき要素についてですが、お客様によって優先順位の付け方は違いますがよくある優先順位の考慮すべき要素をお伝えいたします。
まずは、自分たちがマイホームを購入することで何を実現したいのか、マイホームでどのような暮らしをしたいのかをまず決めておくことが重要です。
どのような暮らしがしたいのかということは、そもそも自分たちがマイホームを購入したいと思ったキッカケを大切にしてほしいと思います。
結婚して子どもが生まれた。収納が少なくなった。家賃がもったいない。近隣への音が気になる。寒い。などマイホームを購入したいと思ったキッカケは様々です。
マイホーム計画を進めていくと自分たちがいくらまでであればマイホームに予算を掛けることができるかがわかってきます。
そして、打ち合わせを重ねていくとどんどんやりたいことや自分たちが思いつかなかったやれることが見えてきます。
そうすると、マイホームを購入したいと思ったキッカケを妥協して他の部分を優先したくなる方が多くいらっしゃいます。
キッカケの部分を妥協してしまうとどうしてもマイホームで暮らし始めたときに「やっぱりこうしておけばよかった」という後悔してしまうことがあります。
マイホームを購入するのに後悔はしたくないですよね。そのためにも優先順位をしっかりと決めておき考慮すべき要素を決めておく必要があるのです。
自分と向き合う
このようにマイホーム計画には優先順位を決めておく必要があるのですが、まずは家族会議をしっかりとしてください。
ご夫婦でも意見が食い違うことがあります。稀にお打ち合わせ中に夫婦喧嘩が始まってしまうケースもあります。
せっかくのマイホーム計画ですので後悔はしたくないですよね。後悔しないマイホーム計画を進めていくためにも自分と自分たち家族の意見とぜひ向き合ってください。
どんな些細な悩み事でも私たちビアスワークスはお応えさせていただき、お客様の理想のマイホーム計画に寄り添っていきたいと考えています。
まとめ
今回は、マイホーム計画をスムーズに進めるためには優先順位を明確にしておく必要があるということについてお伝えしてきました。
優先順位を明確にしておくということは、まずは自分たちの収入から借入可能額と月々の返済可能額を知る必要があります。
また、その上で予算分配が必要になってきます。建物にかけられる金額と土地にかけられる金額です。建物と土地にかけられる金額を知っておくことでまずは自分たちに合った土地を選ぶことが可能になります。
そして、建物の打ち合わせを進めていく中で、自分たちに合った間取りや仕様を選択していくことが可能になるのです。
ただし、このような優先順位をつけていくためには家づくりの流れや方法を知っておかなければ前に進むことができません。
ビアスワークスでは、土地・建物・お金に関する相談ができる家づくりセミナーを開催しています。過去のお客様の住宅ローンの組み方や返済方法なども事例としてお伝えさせていただいています。
不安が残ったままマイホーム計画を進めていくのは嫌ですよね。しっかりと自分たちが納得したマイホーム計画を進められるようにぜひ家づくりセミナーにもご参加いただければと思います。
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ご予約いただければいつでも無料でご相談いただけるようになっています。ぜひ一度お越しください。