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家づくりの知識

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注文住宅の計画 公開日:2019年3月14日 / 更新日:2019年4月 9日

決して早くない!30代のマイホーム購入方法

マイホームを建てるのに最適な年齢っていくつだと思いますか?実は特に最適な年齢というのは存在しません。しかし、住宅ローンを借りてマイホームを建てる場合は、住宅ローンを完済しなければいけない年齢が決まっています。

こちらについては後ほど詳しく触れていきます。さらに住宅ローンを借りてマイホームを建てる場合多くの方が35年ローンを組みます。ということは定年退職の年齢も関わってきますよね。

マイホームを検討するタイミングは、結婚や出産という家族の節目の時期が多いです。その中でも収入も安定してきて、仕事もスムーズにこなせるようになった30代でマイホームを購入するという方が一番多いといわれています。

今回は、決して早くない!30代のマイホーム購入方法というタイトルにあるように、30代でマイホームを購入するために知っておいてほしいことをまとめました。

30代のライフスタイルと持ち家

30代のライフスタイルとはどのようなものでしょう。

・社会人になって約10年が経った

・ようやく収入が安定してきた

・結婚した

・子どもが生まれた

・仕事も遊びもうまく両立できるようになってきた

・貯金も溜まってきた

など、この記事を見ている方は共通点があるのではないでしょうか。さらに、30代前半くらいからは周りの友人達がマイホームを購入したという話もちらほら出てくる年齢だとおもいます。

子どもも二人目が生まれた。というような家庭もあるでしょうし、やはり子どもが生まれたというきっかけでマイホームを検討される方の多くは同じ悩みを抱えています。

・収納が少なくなった

・家賃がもったいない

・近隣への音が気になる

・部屋数が足りない

・お風呂が狭い

など賃貸アパートや賃貸マンションで夫婦ふたりで暮らしているときには感じなかったことを子どもが生まれたことをきっかけに考え直す人が多い年齢です。

「転職求人サイトdoda(デューダ)」のデータによると、北海道の平均年収は373万円(男性:404万円/女性:313万円 ※20~65歳の平均)と掲載されています。

おそらく30代前半でこの平均年収をようやく越え始めたという方が多いと思います。また、転職なども検討される方が多いのがこの年代ではないでしょうか。

実は住宅ローンを借りる際に審査があるのですがその審査の項目に「勤続年数」という項目があります。転職をしてすぐに住宅ローンを借りてマイホームを購入しようとした場合、勤続年数が短くて借りることができないというケースがあります。

住宅ローン審査についてはこちらの記事も併せてお読みください。

ですので、マイホームを検討していて且つ、転職も検討している場合には、まずマイホームの相談を先に進めたほうが良いのです。

30代での資金計画

以前「まだ早い?20代でのマイホーム購入を考える」という記事をご紹介しました。

こちらの記事では20代でマイホームを購入するための資金計画についてお伝えしました。前段でお伝えしたように、北海道の平均年収は373万円と言われています。

20代の頃はおそらく平均年収に届くか届かないかという方が多いのではないでしょうか。もちろん業種職種によっても収入は変わってきますので、データはあくまでも平均値です。

20代と30代での違いでいうと、役職がつくようになってくる頃だったりもしますよね。ですので、25-6歳の頃と35-6歳の頃では年収も変わってきていますので、資金計画もしやすくなります。

というのも、35歳で月収35万円とした場合、賃貸の家賃は月収の1/3〜1/4と言われていますので、家賃がおおよそ9万円くらいまでの住宅に住まわれています。

結婚して、部屋数を増やしたり最新の設備が整ったマンションや駅や繁華街の近辺の利便性の良い場所に住んだりすると、このくらいの家賃がかかってきます。

そこで、結婚や子どもが生まれるというタイミングで家計を見直したときに、今支払っている家賃で十分立派なマイホームを購入することができるのではないか。と考え始めると思います。

以前の記事で「注文住宅で重要な資金計画の立て方」という内容をご紹介しました。

20代と比べると30代は判断力も鍛えられていると思います。しっかりと住宅ローンについてを調べたり比較したり、周りの友人たちの体験談を聞くこともできます。その点では30代でマイホームを購入するのは決して早くないといえます。

計画を立てるにあたっての注意点

年代を問わずに、マイホームを購入するための計画をたてる上での注意点は以前の記事でいくつかご紹介しました。

30代でマイホームを購入するための計画をたてる上で注意しておく点としては、住宅ローンの完済年齢をしっかりと視野にいれておくことでしょうか。

一般的に定年退職は60歳とされていて、住宅ローンは35年支払いで組む方がほとんどです。実は住宅ローンにも完済年齢が定められていてほとんどの場合は80歳までに住宅ローンを完済することが条件となっています。

25歳で35年の住宅ローンを組むと住宅ローンを完済するのが60歳。

30歳で35年の住宅ローンを組むと住宅ローンを完済するのが65歳。

35歳で35年の住宅ローンを組むと住宅ローンを完済するのが70歳。

当たり前ですが、どんどん年齢を重ねるごとに完済年齢が上がっていきます。もちろん繰り上げ返済といって、住宅ローンの期間を前倒しして返済することも可能です。

日本の平均寿命が82歳といわれていますので、82歳まで家賃を支払って賃貸で暮らすか、住宅ローンを完済して資産としていくか、という選択になります。こちらは、住宅ローンを組んで完済したほうが永年賃貸に住み続けるより費用負担は軽くなります。

どのようなライフプランを立てて資金計画をするかで、不安を抱えたままマイホームを購入するのか、納得してマイホームを購入するのかでは大きく違いがでてきます。

また、もう一点よくある注意点が、マイホームを検討中に自動車をローンで買ってしまって住宅ローンが借りられなくなってしまうということもあります。

30代だと自動車も買い替えたりする方が多い時期です。マイホーム検討中は大きなお金を使う前にまず担当営業に確認をしたほうが安全です。

さらに、住宅購入費の目安は年収の約6倍〜7倍までが理想ですが、住宅ローンは年収の30%まで(返済比率といいます)と目安が決まっています。

しかし、各種税金などもかかってきますので返済比率を25〜27%程度にしておくことが良いと言われています。

この返済比率には自動車ローンやスマートフォンの分割払いなども含まれますのでご注意ください。このように年代は問いませんが、以上が特に30代でマイホームを計画する際に注意していただきたい点です。

まとめ

今回は決して早くない!30代でのマイホーム購入方法という内容をお伝えしてきました。30代という年代は前述している通り、

・社会人になって約10年が経った

・ようやく収入が安定してきた

・結婚した

・子どもが生まれた

・仕事も遊びもうまく両立できるようになってきた

・貯金も溜まってきた

という年代かとおもいます。

マイホームを購入するにはほとんどの方が住宅ローンを組んで購入します。住宅ローンを組まない場合は一括現金で購入となりますが、30代で一括現金でマイホームを購入される方は稀です。

20代の頃はなかった貯金が溜まってきて、いくらか頭金を入れることができるようになってくるのも30代だとおもいます。

マイホームを夢で終わらせないためには、まずは行動してみてください。住宅見学会に行ってみたり、家づくり相談会に参加してみるというのも良いと思います。

そこでしっかりと自分たちの理想のマイホームがどのようなものなのかを知った上で、マイホーム計画をすすめていきましょう。

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