賃貸に住み続けるのとマイホームの購入、結局お得なのはどっち?
「マイホームで新築一戸建てに住みたいな」とお考えの方からの質問で多いのが、「賃貸と戸建てどっちが良いの?」という内容です。
結論から言うと、「お客様によって変わってきます」という回答をまず初めにさせてもらっています。マイホームで新築一戸建てを建てた方が将来的なお金の面でいうとお得ではありますが、転勤が多い方や収入が不安定な方には現在は賃貸のままの方が良いという場合もあります。
ここでは、マイホームの購入と賃貸に住み続けるのではどんな違いがあるのか、ということをお伝えしていきます。
マイホームと賃貸、総住居費を比較する
まずはマイホームを購入した場合と賃貸に住み続けた場合を比較するには、現在の家賃を平均寿命まで支払い続けた場合と、住宅ローンを35年間支払い続けた場合の金額を単純に比較してみましょう。
こちらの記事で20代でマイホームを購入した場合の事例を掲載していますのでこちらの例を見てみましょう。
現在25歳で平均寿命が82歳とした場合、居住年数は57年となります。現在の家賃が月々6万円ですので、1年間(12ヶ月)で72万円。これを57年間支払い続けると、41,040,000円となります。
住宅ローンで考えると支払いは35年で終わりますので、賃貸と同じく6万円を35年支払ったとすると、単純計算ですが25,200,000円となります。(条件によって変動します)
同じ6万円を平均寿命の57年支払い続けるのと、住宅ローンの35年間支払い続けるので「15,840,000円」も差が出ます。
※各種税金や税制措置・駐車場代・管理費などは今回のシミュレーションでは考慮していません。
上記は極端なシミュレーションかもしれません。同じ家賃の賃貸に57年住み続けるという話はあまり聞かないですよね。
ということは数年に一度引っ越しなどもすることになるため、都度引っ越し代金や敷金礼金なども発生しますし、駐車場代や管理費などもかかってきますよね。
マイホームを購入すると、駐車場代は別でかからないですし、引っ越しも1度だけです。固定資産税など賃貸に住んでいるとかかってこない税金もありますが、2019年2月現在だと住まい給付金や住宅ローン減税などの措置もありますので、マイホームを購入したほうがお金の面でいうと将来的にはお得だといえます。
マイホームのメリット・デメリット
マイホームを購入する場合のメリットとデメリットをお伝えします。
こちらの記事も併せてお読みください。
メリット
・間取りの自由度が高い
・予算の調整ができる
・資産として残る
デメリット
・予算の都合で好きなエリアに住めない
・住み替えしにくい
マイホームを購入する場合は、賃貸と違って自分たちの理想の間取りを作って住むことができます。賃貸の場合だと家賃と立地から予算と希望に合う物件を選びますよね。
マイホームの場合は、自分たちの予算から逆算してどのような間取りであれば購入して暮らせるかを検討できます。また、月々の支払い額も総予算によって変化します。
月々6万円なのか月々7万円なのかによっても総費用が変わってきますので、建物や土地にかけることができる費用が変わってきます。
現在の家賃が6万円だとした場合、月々の住宅ローンの支払いが6万円くらいになる住宅はこのような住宅です。という提案を受けることも可能です。
マイホームの場合は、住宅ローンの支払いが住んだあとは資産として残ります。定年後には住宅ローンが残らないような計画でマイホームを購入された場合は、定年後に住宅ローン(家賃)は発生しませんので、暮らしに余裕が生まれますよね。
デメリットとして挙げたのが、予算の都合で好きなエリアに住めない、ということです。賃貸に住んでいる方の多くが、家賃と立地で選ばれていると思います。
例えば、職場が近い・最寄り駅が近い・商業施設が近いという立地にお住まいの方であれば、その近隣で注文住宅を建築することができる土地を探すのは結構難しいということに気がつくと思います。
土地があっても、利便性の良い場所では土地の価格も高いので総予算が上がってしまい予算オーバーということにもなりかねません。
また、現在の職業が必ず転勤で別な地方にいくことが決定しているような方にもデメリットとして感じてしまうかもしれませんね。
転勤が多い方でもマイホームを購入される方もいますが、ご主人様だけ数年間単身赴任であったり、数年後にマイホームを売却したり、という場合も少なくありません。
賃貸のメリットデメリット
こちらの記事を読まれている方の多くは賃貸にお住まいだと思いますので、賃貸のメリットやデメリットは実際に感じている方が多いのではないでしょうか。
メリット
・好きな立地と家賃にマッチした住宅が多い
・家族構成などの環境の変化に柔軟に対応できる
・収入が少なくても借りることができる
デメリット
・定年後の不安を抱えてしまう
・子どもが生まれた場合など「音」などの問題で近隣とトラブルになってしまう
・収納が少ない
会社の近くや小学校・商業施設などよく利用する場所の近くに住むことができるのが一番のメリットではないでしょうか。
注文住宅とは違い、街の中心地に住もうと思っても築年数が経っている物件などの家賃は手頃ですので、立地を優先しなければいけない場合などは都合が良いですよね。
また、家族構成が変わったり、転勤などで今住んでいる場所を離れなければいけない場合などでも新しい賃貸を探して住むことが容易です。
賃貸に住んでいる方がマイホームを検討される理由で多いのが、子どもが生まれた・収納が少ない、という方です。
子どもが生まれて近隣との音のトラブルを避けたい、収納が少なく手狭になった、という方は賃貸だとすぐに解消するのは難しいですよね。
マイホームを購入するには何から始めたら良いか
マイホームを購入するまでには何から始めたら良いかわからない方がほとんどだと思います。まず、土地を持っていないから土地を探さないといけない。
でも土地ってどうやって探せば良いかも、どんなポイントで探したら良いかもわからない。住宅会社をどのように探したら良いかも、住宅会社を選ぶポイントもわからない。
そもそも自分たちが住宅ローンを借りることができるのか、借りることができたとしてもいくらなら借りることができて、月々いくらなら返済していくことができるのか。
マイホームは購入したいけど、わからないことが多くて不安に感じてしまう方が多いのではないでしょうか。
一部ではありますが、よくある質問をまとめた記事がありますので併せてお読みください。
私たちビアスワークスがおすすめするマイホームを購入するときの流れがこちらの記事に書かれています。
まずは、ホームページや住宅雑誌などで情報収集をしてください。この記事を読んでいる方の多くは既に情報収集をされている方ですよね。
それであれば、次に気になる家を建築している住宅会社の見学会に行くことをおすすめします。総合展示場に出店している住宅会社であればいつでも見学することが可能ですが、そうではない住宅会社の場合は、お客様の家をお引渡し前にちょっとだけ公開させてもらっていますのでタイミング次第となってしまいます。
私たちビアスワークスでは、桔梗町にインターデコハウスのモデルハウスを常時見学可能な状態で持っていますので気になる方はご予約ください。
見学会に行った上で、自分たちがどのようなマイホームを建てたいか、自分たちはいくらまでなら住宅ローンを借りることができて、月々返済していくことができるのかを相談してください。
この「相談」部分が重要になってきます。お客様で多いのがあまり根拠のない予算を思っている方が多くいらっしゃいます。
同年代の友人がマイホームを建てた金額が2,500万円くらいなのでだいたい2,500万円までくらいが自分の予算と決めつけていたりするケースが多いです。
実際には、年齢や勤続年数・年収などお客様ご家族の状況に応じて内容が変わってきますので、実際に今の自分たちであればいくらくらいまでなら住宅ローンを借りることができて、月々いくらくらいまでなら返済可能なのか。を知ることが大切です。
まとめ
賃貸に住み続けるのとマイホームを購入することを比較した場合、転勤などがなくてその地域に住み続ける場合は、マイホームを購入することをおすすめしたいと思います。
賃貸に住んでいるということは家賃の支払いがずっと続きますが、住宅ローンを借りてマイホームを購入した場合は最長でも35年支払えばそれ以上は月々の支払いが発生しないので、生涯で考えるとお得だからです。
私たちビアスワークスがご提供している住宅ブランドは4つあります。「インターデコハウス」「b.i.v HOMES」「COZY」「Norm Core House」それぞれコンセプトや価格も違います。
マイホームの購入をご検討されているのでしたら、ぜひ一度お問い合わせをいただき商品のご説明や土地・お金のことも聞いてみてください。
ビアスワークスでは、予約制で毎日相談会を開催しております。事前にお時間とお日にちをお申し付けいただければ、ご対応可能ですのでお気軽にご連絡ください。
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